61歳女 地元のペット霊園 お骨を持ち帰ってきて良かったのかな?
我が家のミニチュア・シュナウザーは、幼かった子供達にせがまれて飼った仔でした。
子育てと共に生きて、15歳でしたが、もう少し長く生きれたのかもしれません。
大晦日の深夜は、近くの商業施設でカウントダウンをして新年を迎えるのが家族の恒例で大晦日の深夜いつも通りに車で出かけました。
犬は、お留守番でケージに入れないでホットカーペットを通電して出かけました。
ホットカーペットは防水機能付きでカバーもかけてあり、電灯も付けって危なくないようにして出かけました。
カウントダウンをして楽しい気分で帰って来たら、犬はテレビ台のガラス戸に首を挟まれて横たわっていました。
子供達が小さい時はガラス戸にチャイルドロックをしていましたが子供も大きくなり外していました。
まさかこんな風に首が挟まってしまうなんて思ってもいませんでした。
いつもなら家族がいる時間にいなかったから家中を探し回ったのかも知れません。
涙で前が見えませんでした。
お正月気分は吹っ飛び一晩中、犬をマッサージしました。
朝方、少し動けるまで回復しました。
お正月に獣医さんはやっていないし、こんな状態なら安楽死を勧められそうで一生懸命マッサージして身体の位置を変え、温めて看病しました。
少しずつ水やご飯も食べれるようなりましたが歩くスピードや反応は極端に遅くなり急に老犬になってしまいました。
そんな状態でも半年程頑張って生きてくれましたが、だんだんと食べてくれなくなり最後は水しか飲めなくなり痩せ細って亡くなってしまいました。
お葬式は、昔からある地元のペット霊園で行いました。
お値段も手頃な霊園は、1年間個別に納骨して自由にお参り出来て、その後、他のワンちゃん達と合葬するというシステムがあるのですが、どうしても手元に置いておきたくて今もお骨は我が家にあります。
子育ての中、共に駆け抜けてきた犬なので、子供と同じでどうしても置いてこれませんでした。
あの時、テレビ台のガラス戸にロックをかけていればもう少し長生きしただろうと悔やまれます。
そして長くウチに置いてある愛犬のお骨を将来どうすれば良いかなと考える事があります。
あの時は気が動転していて置いてこれませんでしたが、最終的に合葬も良いのかもと思う事があります。
なのに愛犬の好物の芋ようかんをお供えしてあげる時はちょっと嬉しかったりします。