私は以前犬を飼っていました。シベリアンハスキーの雑種犬です。中学3年生の時に友達の飼っていた犬に子供ができてそれを貰ってきたのがはじまりでした。まだ生後3か月ほどで小さく自転車のかごに入れて家まで連れて帰ったのですが何度もかごから出ようとしてて結局自転車には乗らずに押して帰った事を覚えています。私の家ではそれまで飼った事あるペットがリスなどの小動物ばかりだったため最初はわからない事だらけでした。こんなちっちゃな子犬時代から散歩連れていくのかな?とか餌はどんなものを上げたらいいのかな?とか夜になると寂しそうに鳴いてるので一緒にいてあげたほうがいいのかな?とか思う事は色々ありました。さすがにシベリアンハスキーの雑種という事もあり大きくなるまではとても早かったです。元気いっぱいに育ってくれました。お気に入りの玩具はテニスボールで「投げて投げて」って感じで人さえいれば手元にボールを持って行ってました。甘えん坊という事もあってやっぱとてもかわいかったです。そんな幸せな時を長く過ごしていましたが14歳のとき突然下半身が一切動かなくなってしまうという出来事がありました。まったく血が通わなくなり下半身だけ冷たくなってました。動物病院につれていっても埼玉にある動物病院でしか手術はできないと言われ、血が通わないまま放っておけばやがて下半身が腐ってしまって死に至る、と(ちなみに当時は高知県に住んでいました。)結局手術は断念せざる得ず、でも下半身が腐ってしまってそのまま死ぬのを黙って見ている事もできず、下半身を揉んだりして何とかできないかと藻掻いていました。少しずつ足が腐り肉片が落ちたりすることもあり骨が見えてる部分も少しありました。ある時ずっとマッサージを続けていると下半身が血まみれになってしまった事がありパニックになって動物病院へ連れていくと「おや?血が通い出したんだねぇ?」と血が出始めたのは下半身はもう動かなくてもこれ以上腐ることもなくこれから身体を再編させる準備との事、これによる死は回避できました。でもシベリアンハスキーの平均寿命は11歳前後と言われています。すでに14歳を迎えており、一時的に足を引きずりながらも前足だけで動いたりと元気になっていましたが、1年後のある日、朝からずっと遠吠えを続けていておかしいな?とは思ってたのですが夕方あたりから足先からどんどん冷たくなり夜遅く、すでに遠吠えする力も残っていないのにそれでも少しでも「ワフ・・・ワフ・・・」と吠えてて最後はその声もなくなり・・・息を引き取りました。それから翌朝ペット霊園にて火葬をしてもらったのですが母が「全部煙になってしもうた・・・」と言った時涙がこらえられなくなりました。それからはずっと悲しいままずっと火葬された山の方向を見ては溜め息をつく日々でした。当時働いてた職場はその山の近くにあったため毎日山が見える位置であったため他の方よりペットロスを解消するまでには時間がかかったかもしれません。ある日、仕事から帰って玄関をあけると・・・中で子猫が待っていたのです。え?なんで?と思いながら家にいたお祖母ちゃんに聞くとお祖母ちゃんが買い物に行った帰りにそのままついてきてしまったんだとか・・結局その猫をそのまま飼う事になったのですがそれも最初はわからない事だらけで大変でした。でもペットロスはそこで解消されたのだと思っています。ただ今もこの記事を書きながら涙しているのでペットロスは今も少しはあるのかもしれません。最後ですがペットロスは何か夢中になることがおきれば少しずつではありますが自然と解消されるものと思ってます。何かを思い出す時はペットロスの悲しみより、そのペットと暮らした楽しい日々を思い出してください。自然と悲しみではなく楽しかったなって思えます。あまりまとまった文章ではありませんでしたがこれが私と飼っていた犬エルとの思い出でした。ありがとうございました。楽しい日々を思い出として
37歳男性どのようにペットロスを解消したか
