ペット霊園体験談

2023年2月21日

pixabayより

31歳 女 ペットを亡くした悲しみの果てにたどりついた葬儀社とは?

私は、迷い猫を飼っていた30代前半の専業主婦ですが、つい直近の話で地元のペット霊園に依頼するような形で、最愛のぺットを葬儀して頂いたお話しをさせて頂こうと思います。
私は、最愛の迷い猫であるペットと出会ってからの日々は非常に幸せでした。

ですが、どんどん老齢化していく猫に対してなすすべもなく、ついに逝ってしまった時に私は、深い悲しみに襲われるような形となりました。

しかし、悲しんでいても始まらないないので、私は、すぐに、ペットの葬式を上げたいと思っていた所、地元広島での広島ペット霊園でのコラムを読ませて頂き、それに引き込まれるような形で、広島ペット霊園で愛猫の葬儀をして頂きたいと決心しました。

私が広島ペット霊園を選定した経緯としましては、広島ペット霊園では、お客様とのお約束と言う中でペットとの非常に重要な事を代弁してくれています。

お客様とのお約束の中で私が共感しましたのは、下記の内容でありました。

私たちは亡くなられたペット達を、「皆様のご家族」だと思って仕事をさせて頂きます。

私たちは人間の魂もペットの魂も、「魂にはかわりはない」と考えています。

私たちは「人間の供養と同じ」ように、ペットの供養を考えています。

私たちは皆様の不安を取り除くため、いかなるご質問にも「キチンとお答え」します。

私たちは「頼んで良かった」と言って頂くことを心の支えに頑張っていきます。

私たちは「すべてのペットにご供養を!」を世に広める事が使命だと考えています。

私たちは「皆様の気持ち」が軽くなるような対応を目指しています。

ペットと共に共存共栄する形でのスタイルに非常にほれ込むような形で、私が広島ペット霊園を選定させて頂いた理由となります。

広島ペット霊園では、ペットを非常に丁重に扱って頂き、人間と同じように考えてくれていると言うのが魅了的なポイントですが、その根幹の部分としまして、やはり料金がリーズナブルであると言うことも言えます。

合同火葬から個別火葬まで選択できる形になりますので、自分の予算に見合った形で火葬内容を選択することができます。

ですので非常に安い!と思ったのがその時の心情です。

私が広島ペット霊園を利用させて頂き、後悔していることについては、予算を選んでしまって安く済ませようと思い、合同火葬にしてしまったことです。

もっとペットに寄り添うような形で個別火葬を選択すべきでした。

中国地区にお住まいの方は、非常にペットに寄り添ってくれる広島ペット霊園をお勧めします。

非常に丁重に家族同様に扱ってくれますので、私は、広島ペット霊園を強く推奨いたします。

27歳女性 愛猫をペット霊園にて埋葬 安らかに眠ってほしい

私は小さい頃から猫が大好きで、幼少期のクリスマスにはサンタさんに毎年「猫が欲しい」とお願いしていた。

伯母の友人が真っ白の猫を飼っていた為、白い猫に憧れていた。

サンタさんからの手紙には「猫は連れてくる途中で逃げてしまった」といったような事が書いていて、なかなか願いは叶わなかった。

しかしサンタの存在を信じなくなってきた小学1年生の秋頃、我が家に1匹の猫がやってきた。

毛色は白と黒が混ざっていて、お腹が白、背中からしっぽまでが黒、しっぽの先が白で顔は真ん中分けの髪型のような模様をしていた。

真っ白の猫に憧れていた私は、母に「白じゃない」と文句を言ったが、母は一言「この猫が一番白の面積があったの」
まだ子猫で「ぴーぴー」鳴いていたので、名前をぴーちゃんと名付けた。

とても可愛くて毎日触ったり、構ったりしていたが、子供のスキンシップがぴーちゃんにとっては迷惑だったようですっかり嫌われてしまった。

あまり猫が好きではなく、自ら触ろうとしない母にべったり懐き、どこに行くにも母の後ろをついてまわるような猫だった。

高校を卒業して2年目の春ごろ、13歳になったぴーちゃんの様子がおかしくなった。

毛並みがしわしわになって心なしか元気がない。

肌も黄色く感じたので、母に動物病院に連れて行ってもらった。

肝臓が悪くなっているらしく、また痴呆も始まっているとのことでトイレの場所も忘れてしまった。

自分の妹のような存在に思っていたのでとてもショックだった。

病院で注射の道具をもらい、家で毎日注射をした。

ゲージの中に布団を置いたが嫌がり、いつも母と寝ている布団で寝たがった。

日に日に弱っていくぴーちゃんを見て、もう長くないんだな…と悟った。

そして2011年6月13日、仕事のお昼休みに自宅に戻ると、静かに息を引き取ったぴーちゃんがいた。

それから隣町のペット霊園に電話し、お葬式をした。

個人のお墓も作れるようだったが、一匹で寂しくないようにと沢山の仲間と一緒のお墓を選び埋葬した。

しばらくはショックで仕事が手につかなかった。

ついつい欲しがる度に人間のおかしを与えてしまったことを後悔した。

肝臓が悪くならず、もう少し長生きしたかもしれない。

ペットはどうしても人間より先に亡くなってしまう。

限られた時間の中、精一杯愛情を注いであげて、ペットにとって幸せだったと思える生涯を送らせてあげなければならない。

41歳 女 愛ネコをペット霊園で葬式 ここにくればいつでも会える

静岡県に住んでる40代の主婦です。

昔からペットを飼っています。

特にネコが大好きでツンデレなところがたまりません。

今は四年前、雨の日に道の真ん中でうずくまって衰退していた子猫を子供が見つけて連れてきた子を保護し、病院に連れて行き元気になってそのままうちの子になったグレーの子が一匹いますが、その子の前にもホームセンターの里親募集で目が合い飼うことになった真っ黒でシッポがとっても短いオスの子猫を飼うことになりました。

この子は不思議と癒すオーラが出てる感じがあり、私はいつも心の拠り所でした。

何かあるとその子に顔をくっつけて『助けて~』とよく泣きました。

黒猫ちゃんはそんな時、じっとして私が泣き止むのを待っていてくれた子でした。

私には恋人のような存在でした。

そんな最愛の黒猫ちゃんを去年の9月に亡くしました。

ある日の夕方、いきなり廊下で倒れていました。

5分前はいつもと変わらない感じだったのに、私はびっくりしてその子の名前を何度も読んだと思います。

でも、苦しそうでその後は動物病院に駆け込みました。

診断は腎不全でした。

レントゲンを取ると身体の中が真っ白で先生がこの状態になるには前から苦しそうにしてたはずと言いましたが、わたしはそれに気づいてやることができませんでした。

そして、後ろ足に血が通えなくなり動かなくなっていました。

その日はそのまま病院に入院しましたが、先生がいつ息を引き取ってもおかしくないので心の準備はしといて下さいと言いました。

そして、酸素呼吸や、点滴をしたりして2日は生きることができましたが3日目に天国に行ってしまいました。

ずっと苦しそうな姿は今でも忘れられません。

ずっとわたしを守って来てくれたのに最後は助けることが出来なかったことが申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

せめて、お骨をウチに置いておきたいと家族に話しましたが、それではこの子があなたが心配で天国に行けないよと反対されたのでお墓に埋葬させてもらいました、お坊さんにお経を読んでもらい最後に花でいっぱいにしてあげました。

生まれ変わったらもう一度私の元に現れてね、そして家族にまたなろうと手紙を書いて一緒に棺桶に入れました。

この子に貰った大切な日々は私の宝物です。

せめてお葬式だけでも最後はしっかりやってあげられた事は今でもよかったと思っています。

38歳女性 愛猫を海辺の近くの霊園で埋葬してもらい、心が救われた

専業主婦で子育て中のはらぺこあおむしと申します。

愛猫との出会いは、実は、旦那さんが独身時代から飼っていたのです。

みーちゃんという名前です。

みーちゃんと初めて出会ったのは、旦那さんと結婚する前、というか正式におつきあいする前のことでした。

ちょっとした理由で彼の家に遊びにいくことになり、そこにみーちゃんがちょこんといたのです。

私自身、動物が好きで小さい頃から飼いたかったのですが、アレルギーがあったので親に反対されていました。

なので、動物を飼っている人が羨ましかったのです。

みーちゃんにあった瞬間、キュンとしてしまってさっそくなでなでさせてもらったのを覚えています。

それから1年近く交際して、結婚して、みーちゃんと2年ほど一緒に暮らしました。

私に赤ちゃんが生まれて数か月、みーちゃんがだんだんと弱っていくのがわかりました。

出会った時からおばあちゃん猫だったのですが、すごく元気で年齢を感じさせないほどだったのに、ある日突然、あまり動きかなくなり、食欲もなくなってしまいました。

それから数日、水もほとんど飲まなくなってしまいました。

どんどん痩せ細ってしまうみーちゃん。

それでも、赤ちゃんがお昼寝するとすっとその横にやってきて、まるで赤ちゃんを守るかのように横でねんねしてくれました。

ご飯も食べられないので、骨の形がわかるほどガリガリに痩せてしまっているのですが、それでも私の赤ちゃんによりそってくれることに、せつなくなりました。

旦那さんが、ペット病院に連れていって、血液検査しましたが、老衰ということで、できることは何もなく、ポカリをスポイトであたえるようにアドバイスされました。

その翌日、みーちゃんは静かに息をひきとりました。

その時はもうワンワン泣いてしまいました。

旦那さんと私と赤ちゃんも連れて、市内にあるペットを火葬してくれる火葬場に連れていきました。

後日、海辺の近くのペット霊園にお願いして、みーちゃんの骨を埋葬してもらいました。

本当は、もっと家の近くのペット霊園だったら、ちょくちょく会いにいけたなあと思います。

私たちがお願いしたところは、かなり遠く離れているので、あまり会いにいけていないことだけが、今も心残りです。

それでも、天国でのびのびと他のおともだちと遊んでいるだろうみーちゃんを想像すると、心が救われます。

35歳、女、ペットをペット霊園へ埋葬、死を受け入れることができた

35歳、二児の母です。

私が高校2年生の時に、シーズーを飼いました。

今は亡き祖母と一緒にペットショップに行き、たまたまそこにいた生後2か月にもならないシーズをみて私も祖母も一目ぼれしてしまい、そのままその子を飼うことにしました。

それからその子がなくなるまでの12年間家族の一員として過ごし、その子が来てから家でも皆会話が増えて家の中を明るくしてくれました。

ずっと病気などもなく元気に過ごしていましたが、なくなる年前くらいからお腹に熱をかかえ、歩くのもつらそうな感じになってしまいました。

ほぼ一日家の中で過ごすような生活が続きましたが、ちょうどその1年は私も育休をとっていたので、実家に良くいって一緒にすごしました。

さいごの1年を長く一緒に過ごせたことは私にとってもとても幸せでした。

息を引き取る直前まで一緒に過ごしていたのですが、ちょうど私が帰宅したときに亡くなってしまいました。

実家のすぐ近くに住んでいたので、旦那が帰宅するのを待ち子供を預けてすぐに実家に戻り、亡骸と対面しました。

最後はとてもつらそうだったので、これでもう楽になれるよと安堵の気持ちもありました。

でもそれまで毎日家を明るくしてくれていた子がいなくなった時の喪失感は半端ないものがありました。

これがペットロスか・・・と実感しました。

それは私だけじゃなく、常にそばでお世話をしていた私の母が一番感じていたと思います。

家族同然に過ごしていたので、ペット霊園でお葬式をするというのは家族全員、同じ気持ちでいました。

我が家の近くには大きなペット霊園があることを家族中知っていましたし、親せきの買っていた犬もそこでお葬式をしたという前例もありましたので、家族全員は犬のお葬式することは当たり前のことと思っていました。

すぐにその斎場に連絡をとり、火葬し埋葬しました。

今でも時折お墓に行きお線香をあげに行きます。

家族同然でしたので、今でもその気持ちは変わっていません。

42歳女 愛犬をペットショップ紹介の霊園でお葬式他

初めまして。

私は17年飼っていた愛犬マルチーズのらんちゃんを5年前に亡くしました。

らんちゃんと出会ったのは、当時働いていた美容院のお客様のおうちで子犬が産まれたのでもらって欲しいと言われたのです。

私は、命があるものだし、飼ったらお世話など大変だし最初はお断りしていました。

ですがお客様がある日、1匹だけ写っていた子犬の写真を持ってきました。

その子犬はとても小さく成長も遅いのでその子だけ貰い先も決まっていないとのこと。

何故かこれも縁なのかと思い飼うことを決めてしまいました。

飼い始めたころは小さくて、色々と心配もあったのですが、その小さな体で元気に17年も頑張ってくれました。

その17年はいつも家族の側で元気に私たちを明るくしてくれて、家族全員可愛くて可愛くて仕方なく、かなりの溺愛ぶりでした。

そんならんちゃんが亡くなるなんて、全く考えることも無かったので、亡くなった時は相当辛かったです。

今でも辛すぎて、直前直後の記憶は曖昧な感じです。

亡くなった次の日に、お世話になったペットショップや病院などにご挨拶に伺ったのですが、ペットショップの奥さんにペット霊園を紹介して頂きました。

霊園に連絡までして頂きました。

生前から本当にお世話になっていて、最後まで良くして頂き本当に有り難かったです。

それからお別れはとても辛かったのですが、紹介して頂いた霊園に連れて行きました。

これでお別れと思うと涙が止まりませんでした。

そこの霊園の方はとても親切で、最後まで丁寧に一緒にお見送りをして頂きました。

お棺もお花いっぱいに、らんちゃんらしいお顔も可愛くて本当に良くして頂きました。

有り難かったです。

とても良いお葬式になりました。

その後もそちらで49日法要もして頂きました。

5年経った今も、らんちゃんのことを忘れることはありません。

私は生涯でもうペットを飼うことはないと思います。

いっぱい思い出も貰って、らんちゃんがうちに来てくれたことは本当に幸せなことでしたが、失くす辛さもしってしまいました。

ただ最後まできちんとお見送りできたことは本当に良かったと思っています。

43歳女、愛猫を近所のペット霊園でお葬式をあげ気持ちの整理がつく

北海道在住の43歳の女です。

現在は夫と猫1匹と暮らしています。


今の猫と暮らす前に、推定15歳で亡くなったオス猫を飼っていました。

そのオス猫との出会いは、当時住んでいた賃貸アパートの階段で夫が拾ってきたのです。

まだほんの子猫でした。

ほぼ迷いなく一緒に暮らすことになり、10年以上もの間、病気らしい病気もなく穏やかな日々を過ごしていました。


飼い主なら一度は思う、「この子はものすごく長生きをするのでは?」とも思っていました。


しかし、14歳を迎えた頃から徐々に痩せていき、病院に連れて行ったところ、腎臓病であることが判明しました。

しかも治療をしても余命半年程と言われ、そこで初めて現実を突きつけられた気分でした。


そう遠くはない未来に確実にお別れすること。

治療はどのような形で行うものなのか。

費用の負担はどの位かかるのか。

不安だらけで泣いてばかりいました。


ペットを飼っている他の方の助言をもらいながら、いい動物病院を紹介してもらい、親切な獣医さんの許、自宅で点滴をしていくという選択をしました。


私と夫2人がかりで点滴をするのですが、慣れるまでは本当に大変でした。

嫌がる猫を夫がなだめすかして抱き、私が針を刺してそのまま注入していきました。

ほとんど祈る気持ちで。

最期の方は毎日行っていました。


そして、いよいよその時がきて。

今日か明日かという期間が1週間程あったのですが、その時には点滴を止めて、ただただ見守るしかありませんでした。


お葬式は近所のペット霊園で行いました。

緑豊かなのどかな場所で、川も流れており、その日はとても天気がよく、風が気持ちよかったのを覚えています。

お骨になるのを待つ間、施設の中の待合室ではなく、外で青空と煙を見上げていました。

なぜか2人ともやり切ったような、節目をつけたような気分でした。


私達が悲しいながらも、どこかその日の青空のようにすっきりとしていたのは、多分看病していた半年で十分なお別れの覚悟をしていたからだと思います。


徐々に悪くなっていく数値、増える点滴の頻度、その節目ごとに一段と覚悟を深め、生きている瞬間を味わえたのだと思っています。

ですから、後悔というものも実はありません。

あるのは、感謝だけです。


今ペットと暮らしている方は、今生きているこの瞬間を大切にしてください。

あなたがペットといて楽しいのであれば、ペットの方も楽しんでいますよ。

44歳女 大切な猫をペット霊園で永代供養、どうか天国で幸せに

40代主婦です。

これは私が学生時代の話、もう20年以上前の話ですが、当時家族と暮らしていた家の横に、空き地がありました。

夜、そこから子猫と思しき鳴き声がずっと聞こえていました。

私の家では、少し前に事故で猫を亡くしており、その猫も捨て猫だったので「もう悲しい思いをしたくない」「猫を拾うのはやめよう」と思っていました。

が、翌朝心配になって覗きに行った母が、まだ生まれて日が浅い、汚れた子猫を見つけ、いてもたってもいられなくなり、家に連れ帰ったのが、彼との出会いです。

夜中かなり大きな声で鳴いていたので、もう少し大きな猫を想像していましたが思いのほか小さく、怪我をしたのか汚れた体を拭くと血がついていました。

大きな声は「拾ってくれ!」という彼の強いアピールだったのだと思います。

その後数年一緒に暮らしましたが、大人しかった前の猫とは違い、かなり野性的な猫でした。

前の猫はあまり外に出ることもなく、家の日の当たる窓際でゴロゴロしているような猫でしたが、彼は窓を開けろと言わんばかりに窓の金具をガリガリして、一度外に出るとお腹がすくまで戻ってこない、縄張り争いで頭から血を流して戻る事もよくあった、そんな猫でした。

病気にかかり、病院に通うようになり、弱っていく姿を見ると、元気な時とのあまりの違いに悲しくなりました。

亡くなる数日前、家を出たあと戻ってこなくなりました。

もうこのまま戻ってこないのかも…と思っていた矢先、ひょっこり顔を出し、このところ食欲がなく充分に食べられなかった食事を、ちょこっと口にしだしました。

今思えば最後の晩餐だったのかもしれません。

死に際を見せないと言われる猫ですが、最後に戻ってきてくれことには、本当に感謝です。

その後様子が変わり、病院に駆け込みましたが、移動の車の中で、私が抱いた腕の中で、もうすでに息はなくなっていました。

今彼は、その前に飼っていた猫と同じお墓にいます。

当時の家からわりと近い山の麓にペット霊園があり、そこで家族葬と火葬、永代供養をお願いしました。

あれから随分時が経ち、私は結婚してその地を離れていますが、両親はまだ当時の家に暮らしており、帰省のたびに彼らを思い出しています。

30歳女 一緒に育った愛犬を近所のペット霊園で火葬 心が救われた

私が住んでいたところは農家が多い田舎で大きな家が多いところでしたので、犬や猫、馬や牛など飼っている方もいたほどでした。

兄弟たちにひっついて近所を練り歩き、そういった動物を触らせてもらうのがとても好きでした。

「犬が飼いたい」と思い始めたのは幼稚園だとか、本当に小さい時からだったと思います。

かなり駄々をこねていた私に対し、両親は責任が取りきれないだろうといろんな手をつかい、私に犬をあきらめさせようとしましたが、もちろん諦めることはありませんでした。

そして、10歳の時、いきなり私のミントはやってきました。

知り合いのおじさんがバイクの荷台に捨てられていた子犬を乗せて、うちに連れてきたのです。

いきなりの訪問に父は相当参ったことでしょうが、なんとか、説得をし、中型の雑種のメス、ミントは私たちの妹になりました。

室内犬にすることは叶いませんでしたが、番犬として、しっかり家を守り、私たちの良き、理解者となり、一緒に成長をしたミント。

よその人が来ると、吠える癖にその人が近づくと、必死で物陰に隠れる臆病な犬でした。

毎日散歩は1時間、最終的には私が一番犬を欲した、ということで私の担当になりましたが、運動好きな犬でしたので、雨の日もしっかり1時間散歩に行きました。

また近所にほぼ放し飼いになっている大きな雑種の犬がよく訪ねに来るようになりました。

気がついたら、なんと、妊娠していました。

父はとても怒り、その家に怒鳴り込みに行きましたが、私はまだ14歳ほどでしたので、かわいい子犬が増える、どこにもやるものか、と本当に嬉しかったものです。

結局生まれた4匹はもらわれていきましたが、どこかにミントの子供、子孫がいる、と考えるだけで救われるような思いがします。

私もいつのまにか社会人となり、ミントも15歳と犬の寿命と言われている歳になっていました。

ある日に姉が、「ミントの歩き方がおかしい」と言いました。

確かに尻尾はたて、ひょこひょこと足をひきづるような歩き方になっていました。

すぐに動物病院に連れて行くと、膣に膿がたまる病気だと言われました。

「若い犬だったら手術で膣を取り出せば治りますが、高齢犬では手術はできません。

治ることもないでしょう」と言われました。

いつのまに、こんなに歳を取っていたのでしょう、少し前までは散歩でも縄をひっぱって、鳥を見れば、追いかけようとして、ボールを追いかけていたあの元気なミントがいつの間にかこんなにおばあちゃん犬になっていたのだと感じました。

それから毎日獣医さんに通い、食塩水を注射し、膿を排出するような処置をしてもらい、3ヶ月たったあと、一度回復したと思われたミントは、私たちが眠っている間に発作に襲われ、朝無くなっていました。

その日は家族みんなたくさん泣きました。

夕方になり、やっと気持ちが落ち着いた時に姉が「お葬式をしよう」とネットで近所のペット葬儀のサイトを見せてくれました。

すぐに連絡をし、翌日に予約をいれ、段ボールに好きだったおもちゃなどを入れて、連れて行きました。

会場は本当に小さな教会のようなところで祭壇にミントを寝かせ、施設の方が今までの思い出など、とても心温まるセレモニーをしてくださいました。

その時に「最後まで諦めずに少しでも長く生きるチャンスをくれてありがとう」と施設の方に言われ、号泣しました。

そしてとても心が救われました。

辛い思いをさせながら、延命をするのが良いことなのかわからなかったからです。

セレモニーの後、火葬をしてもらい、骨の入った壺を受け取り、自宅に一緒に帰りました。

今ではいつもミントが昼寝をしていた木陰で今も私たち家族を守ってくれています。

責任持って合同火葬をしてから提携の霊園に埋葬してくれるプランなども人気です

以前なら大切で家族同様に感じていたペットが亡くなった場合には、保健所に連絡をして引き取りに来てもらい、そのまま他の動物と一緒に焼却されるのが一般的でした。



人と違ってペットなどの小動物に関しましては法律がなく法整備が不自由な為に、業者などに任せる場合も多いです。



自治体によっては認可制である程度の基準を設定している場合もありますが、誰でも開業出来るのが現状で様々なトラブルもあります。



中には火葬費用を浮かせる為に、回収したペットの遺骸を不法廃棄していた悲しいケースなどもあります。



最近は大切なペットをきちんと供養してあげたいと思っている人が増えていて、小さな葬儀と呼ばれるペット葬儀が様々なメディアなどでも取り上げられています。



私も半年前にいろいろな葬儀業者を探して、長年一緒に過ごしていたペット葬儀を行いました。



葬儀業者によっては多少の違いがありますが、人の葬儀とはあまり変わらなく、きちんと供養する事を優先にして葬儀を行いました。



とは言っても規模的なものはコンパクトで、部屋もこじんまりしていて、家族だけでの小さな葬儀ですが、僧侶を読んで読経も行なって頂きお焼香やお見送りも行いました。



その後も火葬や収骨からペット霊園での納骨までも当然ながら行なっています。



ペット葬儀は費用によっては様々なプランがあり、最近はあまり高額な費用をかけずに、葬儀業者が自宅までペットを迎えにきてくれます。



それから責任持って合同火葬をしてから提携の霊園に埋葬してくれるプランなども人気です。



きちんとした葬儀ですと30万円程度の費用がかかりますが、合同火葬ですと5万円程度で済みますので、安心してペットの供養を任せる事が出来ます。



小動物などは自宅の庭などに埋葬する事が出来ますが、やはり大型の動物だと衛生的にも問題があり、とはいってもきちんと火葬してくれるのか不安な人達には人気です。



私の場合は、かなり本格的な葬儀となりましたが、家族全員で長年家族同様に連れ添ったペットを大切に供養してあげることに決めて良かったと思っています。



葬儀する前までは、そこまでしなくても良いのではと考えていましたが、きちんとしたお別れが出来たので満足しています。

参考

体験談

Posted by 管理人