ペットの気持ち占い体験談「病死した愛犬とふたたび会話した奇跡の1日」

2024年1月14日

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今からお話するのは、20代前半の頃から飼っていた愛犬(ミニチュアダックス)が病気により亡くなったことで、仕事を辞め、彼氏とも別れたわたしが、ペットの気持ち占いのおかげで、新しい一歩を歩めるようになったという体験談です。

ペットロスやペットがなくなったことにより、家事や日常生活、仕事がスムーズにできなくなった人たちの、参考になればと思っています。

ミニチュアダックスのカブがわが家にやってきたのは、ちょうど10年前、スタジオジブリの『ハウルの動く城』がヒットした時でした。

おもちゃで遊ぶとはね回るところが、かかしのカブに似ていると、父親がいいだし、わたしも案山子のカブのキャラが好きだったので、カブと名づけることに決めました。

カブは、好奇心旺盛で、ひとなつっこく、とても優しい子でした。

わたしが、会社で上司に怒られ落ち込んでいると、そっと近づいてきて、ちかくに座って、心配そうに、今にも泣きそうにウルウルした瞳で見てきます。

「わたしが落ち込んで泣きそうなのに、カブあんたが何で泣きそうなのよ!」というと、とびついて、顔をぺろぺろしてきます。

なんかおかしくなってきて、つらいこと、落ち込んでいたことが魔法みたいに消えていきました。

カブはわたしだけでなく、家族も癒してくれました。

我が家は、両親の仲が悪く、ささいな事でケンカが始まります。

それが嫌で、何度も1人暮らしをしようと思っていました。

カブがきてからケンカも少しずつなくなってきました。

ケンカが始まると、カブは父と母の間に入り、仲裁をします。

カブが必死に止めるので、5分ぐらいしたら、両親も「もう仕方がないな」と笑いながら、仲直りします。

しまいには、ケンカをしそうになると、父も母もカブの方を「チラミ」して、また笑い、ケンカを止めるようになりました。

わたしの心にも波風がたたなくなってきました。カブはいつも笑わせてくれて、いつも前向きに気分にさせてくれました。

いつのまにか、小さい頃の我が家のように、笑いのたえない家族に戻りました。

その中心にいたのは、いつもカブです。

一時、離婚騒ぎもあったくらいですが、おかげで、夫婦仲はすっかりよい方向に進み、仲がよすぎて、少々うっとうしいくらいになりました。

そんなわが家の太陽だったカブが、2014年の年末、重い病気にかかりました。
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ネットや愛犬家友達のアドバイスをうけ、あちこちの病院にいきました。

しかし日に日に衰えるカブ。

最後には食事を受付けなくなりました。

動物病院の先生に、いまはかろうじて生きている。

体力を温存させるために、ムリにでも食べさせて、消化をよくするために、おなかをマッサージしてといわれました。

スプーンで流動食を食べさせる時、苦しそうにこちらをみつめます。

「食べたくないよ」

といっているようで、ボロボロ涙がでてきました。

翌朝カブは冷たくなっていました。

最後の日、食事をむりやり食べさせる必要はあったのでしょうか。そんな疑問が頭をとらえて離れませんでした。

あとでしらべてわかったことですが、動物は身体の調子が悪い時、じっとして、身体の調子がなおるまで、食べないそうです。

食べものを胃の中に入れると、消化吸収するために、ものすごいエネルギーを消費するそうですし、体調を整える為の酵素を消化の為につかってしまいよくないそうです。
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あの時、食べさせずにいればよかったと思ってなりません。

カブは、わたしが殺したようなものだと、悲しくて辛くて、たまりませんでした。

もっとよい治療方法があったんじゃないかと、動物病院の先生の事も恨みました。

カブが亡くなってから、その動物病院の前を通ると、パニック発作で過呼吸になってしまうようになりました。
その動物病院は、通勤途中にあるものですから、通勤のルートも変更しました。

カブが死んでから、我が家は火が消えたように、静かになりました。

会話もなくなりテレビで犬の特集をしていると、だれかがテレビを消しました。

ペットフードのCMをしていると、チャンネルを変えました。

散歩をして、ワンちゃんに出会うと、目をそらせるようになりました。

10年勤めていた会社を無断欠勤するようになり、辞めました。

彼からのメールやLINEを無視するようになり、別れを告げられました。

わたしの中のエネルギーが、すっかり無くなりました。

毎日ベットから起き上がれなかった。

カブを守れなかった自分が許せなかった。

自分じゃなきゃもっと幸せにできていた。そう思い罪の意識にさいなまれました。

なんであの時「この子はわたしじゃなきゃ育てられない」そう思ったのか?

あんなに幸せをくれたのに、わたしはカブを幸せにできていたのか?

そう後悔しつづけました。泣きすぎてもう流す涙なんてない。

そう思っても、ことあるたびに泣いていました。

友達や知り合いにも、たかが犬くらいでしっかりしなさいといわれました。

動けなくて悲しんでいるのは、なまけているだけなんじゃないかと自分を責めました。

本当はさぼりたいだけで、カブを利用しているんじゃないかと、自分を疑いました。

そんなある時、カブが夢にあらわれ、なにか伝えたそうにしていました。

それがとても気になり、気になり、昔にペットの気持ちがわかる人がいるという話を聞いたことを思い出して、ペットの気持ちがわかる占いを探しました。

このときばかりは、エネルギーがすこしでてきました。ペットの気持ち占い、アニマル・リーディング、アニマルコミニケーションというペットの気持ちを読むというのも色々しました

占ってもらったのは、総勢40名。総額で20万円を越えました。

でも本当に見えていると感じた人はいませんでした。

カブがなにかを伝えたがっているのに、なにもできないなさけない自分に涙がぼろぼろでて、身体が振るえました。

そんな時、テレビだったとおもいますが、沖縄のユタという霊能者は、霊能力で動物の声が聞けるという話を聞きました。

ユタというのは、沖縄の霊能力者で恐山のイタコのようなものだそうです。

沖縄では心の問題が起きたときは、医療従事者が、ユタに相談をすすめるほど、ふつうのことらしく、また特に特定の宗教団体とは関係ないそうで、それも安心しました。

もしかしたらユタさんなら本当にカブの声を聞いてくれるかもしれない、そう思い最後にユタさんに見てもらおう。それでムリならあきらめよう。そう思いました。

ただその前に占いで20万以上かけていたため、沖縄までの旅費と体調の面で、沖縄に出向いたりもできません。

そこでユタについて詳しく書かれてあったサイトでトップで紹介されていた、電話占いサイトのユタさんに相談する事にしました。

参考:口コミで当たると有名な沖縄ユタ一覧

電話占いというのは、全国の有名占い師に、電話で占なってもらえるサービスのことです。

電話占いは対面占いとくらべて表情が見えない分、高度な力が必要だそうです。

わたしのつかった電話占いサイトは、老舗で、占い師はオーディションにクリアしないと在籍できずレベルの高い占い師・霊能者が多いと評判のところでした。

さらに、先にお願いしたペットの気持ち占い、アニマル・リーディング、アニマルコミニケーションの先生がたは予約なしでも、すぐに見てもらえたのに対し、お願いしようと思った先生は、トップで紹介されているだけあって、口コミでもなかなか予約が取れない先生ということで、このかたなら、大丈夫かもと思いました。

実際、口コミどおり本当に人気の先生で見てもらうことが、なかなかできず抽選でやっと見てもらえました。

その先生は名前と西暦で生年月日を聞き、その人の気持ちにアクセスし霊感、霊視、霊聴などにより鑑定をしてくれます。

わたしは、なくなったペットの気持ちが知りたいとお願いしました。

鑑定が始まって、カブのことはくわしく何もいっていないのに、いろいろ当てられて、ビックリしました。

わたししか知らないはずのこと、その時のカブの気持ち、などイロイロ教えてくれました。

他にみてもらったかたは、当たり障りのないような事しかいってこなかったのに、驚きの連続でした。

この人は本当に見えている。そう思いました。

そしてとても怖かったのですが、最後の日の事を聞きました。

そうすると、あの時は、苦しいって目をしてたんじゃなくて、辛そうにしているあなたを心配してたんですよ。

といわれました。

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その瞬間、わたしのそばにカブがいる気配がしました。

こころが暖かくなって、ボロボロ涙が溢れてきて、声にならずに、先生ありがとう。カブありがとうって、泣きじゃくっていました。

辛かった気持ちが、すーっとウソみたいに抜けました。

カブに会いたい時は、いつでもおいでといわれました。

カブとまたつながれるそう思い、うれしくなりました。

声にならない声で、お礼をいい、そして鑑定を終えました。

いままでどんな事をしても癒されませんでしたが、たった30分話しただけで、こころから開放されました。

この先生の霊能力って本当にすごいんだなと思いました。

そして、その日の夜、カブが夢にあらわれました。

その顔はとても安心したようで…「僕のんびりと待っているね」そういっているようでした。

それいらいカブが夢にあらわれた事はありません。

その日から、カブが亡くなってから止まっていた時間が動きだしました。

1年間放置していた部屋を片付け、カブとの思い出の品も処分しました。

ココロの中で生き続けているし、先生とお話をすれば、カブとまた話すことができるそう理解したからです。

とつぜんの変わりっぷりに父が心配したらしく「ついに身辺整理を始めた」と騒ぎ、親戚や祖父母が家におとずれ、説得やらプレゼントやら、いろいろするというハプニングもありました。

父と母に、起った出来事をすべて話すと、父も母も安心していました。

父のあの時のぽかーんとした表情は、まるで公園でエサを待つコイのようで、コイをみると父のあの顔を思い出します。

そして父も母もわたしが元気を取りもどすと、徐々にですが、もとの明るさに戻ってきました。

目の下のクマもすっかりなくなり、鏡の前にたつことができるようになりました。

美容室に行き、伸ばしっぱなしで白髪も目立っていた髪をばっさりと切ってショートにしました。

1年前クビになった会社に事情を説明しにいきました。

社長含め、皆さんわたしの回復を喜んでくれました。社長なんて、鼻水たらしながら、聞いてくれて、いい会社につとめていたんだなと、ひどいやめ方をして、そんな権利ないですが、いまさらながら思いました。

もういちどこの会社で働けたらいいな。とカブの写真につぶやいていました。

会社へいって3日後、社長から電話「よければもう一度働いてみないか?」そう誘ってくれました。

とつぜんのお誘いに、頭がぐちゃぐちゃになり、手に力がはいらなくなり、手が冷たくなりました。そうだ。これは聞き間違いだ。これはわたしの願望夢なんだ。

そんなうまい話があるわけがない。そして少し咳払いをして「本当ですか?」とおびえながらたずねました。

「あーそうなんだ。実は君がやめてから、代わりを雇ったんだが、君のように、わが社のことを理解してはくれなかった。そしてその人は来月にやめる事になっていた。会社のみんなとも話したんだが、みんな君なら大歓迎だと。もちろんオレも大歓迎だ」

冷たくなった手をつねってもあまり何も感じず、ほっぺたをつねると、じわっと痛みを感じました。本当なんだ。ほんとよい会社だ。

涙と鼻水で溢れてきてようやく振り絞った声で「おねがいします」と答えていました。

半月後、出社したわたしに上司も同僚もなにごともなかったように、暖かくむかえてくれました。

そして振られた元カレにも電話しました。とくに未練があったわけではないといったらウソになりますが、せめて謝りたくて電話をかけました。

とつぜんの電話に驚いて戸惑っていましたが、これまでに起きたことを報告すると、「一度めしでもいこう」と誘われました。

デートによく使っていたファミレスでひさしぶりに再会しました。彼は少しみないうちに、大人びたかんじで、ドキドキしました。

3時間くらいお話したあと、「もう一度やりなおそう」そういってくれました。

まったく期待していなかったわけではないのですが、こんなにスムーズに理解してもらえるなんて、おもってもいず、また泣いてしまいました。

うれしくて泣いているのに、心配そうに「ごめん。嫌だった?」と聞く彼。「バカ。うれしいんだよ」と、彼にだきつきました。

恥ずかしくて、もうそのファミレスは使えませんが、そんなことはうれしくてどうでもよくなっていました。

カブが亡くなってから、ずいぶん季節も過ぎ、街も周辺も変わっていることに気がつきました。彼もなんだか大人になっていたし、両親もずいぶんシワが増えていました。

知らないうちに新しい店ができたり、知っている店がなくなっていたり、ずいぶん変わっていました。

そういった事に気がつけるようになった事に、とまどいを覚えつつも、幸福感を感じます。

カブが亡くなったことで、失った全てのものが、たった1回の電話。先生との出会いで、すべて元にもどってきました。

わたしは先生に会えたおかげで、ペットロスの苦しみから解放され、鬱状態から開放され、新しい人生を歩んでいます。

会社も彼氏もこんなわたしを温かく迎え入れてくれました。本当に感謝の気持ちしかないです。

この体験談を書いてから、わたしと同じペットロスで苦しむ人をひとりでも救えたらと、本を買い込んで勉強しました。

ペットの死に関して抱く感情は一人一人違います。ペットロスの苦しみにさいなまれる人は、誰も自分の気持ちを理解してくれない。そう感じ抑うつ状態になり、それが立ち直りの時期をおくらせるそうです。

所属サイトにも先生にみてもらった方の口コミがいろいろのっていますが、みなさん口々にいわれているのが、霊能力もピカイチだが、なによりうれしいのが、人の気持ちがわかる先生だという事です。

霊能力者の先生はときとして、高圧的な先生も多いようなのですが、わたしがみてもらった先生は、人の気持ちがわかる先生で、その能力がすごく立ち直りに貢献しているような気もするのです。

口コミなどを、じっくりみてみて、興味がでるようでしたら、一度お話してみると、すこしラクになれると思います。

わたしがお願いした先生は、「瑛未(エイミ)」先生です。

先生に占ってもらうには、サイトに登録後、メールで名前を伝え、予約したいと連絡するのが、確実です。
鑑定料金はトップクラスの先生なので若干高めの設定ですが、鑑定がすばやいので、お金がかかりすぎることもありません。

初めての時は30分くらいかかりましたが、それ以降は10分とか20分の鑑定でも十分かもしれません。

ちなみに現在は条件はありますが、初回2000円分無料にしてもらえます。

支払いもau決済、docomo決済、楽天あんしん決済などあり安心です。

2000円分無料でみてもらえるので、まずはこの方法でやるとよいでしょう。

すごくよい先生で、割り引いてもらうのも申し訳ないのですが、こういうサービスは使っておいたほうがよいと思います。

先生はこの電話占いの会社の四天王の一人ともいわれるらしく、抽選になるケースもありますが、あきらめなければみてもらえます。

以上わたしのペットの気持ち占い体験談でした。


参考文献
霊能者本物に出会うには? ホームページ(2017)
佐藤 道子 (1999)ペットロス18物語―動物が教えてくれた死と愛  ネスコ
鷲巣 月美(2005)ペットの死、その時あなたは 三省堂
香取 章子(2004)ペットロス 新潮社
Herbert A.Nieburg Arlene C.Fischer(2004)ペットロス―家族動物の死を看つめて 文芸社
ケイ ギルバート(2005)悲しみから思い出に―大切な人を亡くした心の痛みを乗り越えるために 日本医療企画

※この体験談はhttps://baocaotaichinh.info/を運営されていたマヤさんから譲渡していただきました。