両生類・爬虫類が亡くなってペットロスになった体験談

2024年1月14日

pixabayより

家族の人気者、その名はウパオ

先月の1月31日うちで飼ってるウーパールーパーが亡くなりました。

2年前にやってきたときは、とても小さな小さなかわいらしい形をした生き物でした。

体の割には顔が大きくて、ピンク色で目が離れていて口は大きくて、顔の回りにはピラピラがついてみていてとてもいとおしい存在でした。

このウーパールーパーをどこで手に入れたかというかというと、私がちょうど二年前に交通事故で整形外科の病院に通っていて、会計の場所に数匹のかわいらしいウーパールーパーの赤ちゃんが置いてらりました。

ご自由にお持ちくださいと書いてあったのです。

どうしようか迷ったところ、うちの息子がほしいというので飼うことに決めたのです。

水槽を買ってきて、エサを買ってきて、ブクブクなるエアの機械を買ってきて水槽の中に入れました。

名前は、ウパオです。

毎日、姿が見れるようにカウンターの席の上におきました。

日が経つにつれて、どんどん大きくなっていきました。

最初は小さな赤ちゃんだったのでエサも、赤ちゃん用の物をあげていました。

その食べる姿ととてもかわいいのです。

最初は、ほとんど動きもなく、慣れていないのか緊張してなのか落ち着かないのかと思いました。

じーっと、家族みんなで観察していても動きがなく、大丈夫かなと心配していました。

しかし、日が経つにつれて、どんどん成長して体も多くなっていきました。

しかし、最近水面から顔をだすことが多く、動きも激しくなっていきました。

元気だなと家族は思っていたのですが、それは勘違いで苦しんでいたのです。

エサも食べていないのに動き回っていたのです。

ウパオは、横たわって動かなくなりました。

その姿が、とても見るのが辛くて仕方がなかったです。

痛々しい姿でした。

ネットで調べたら、ぷかぷか病でした。

水質があまりよくなくて、水面から顔を出すことによって感染病になったのでしょう。

次の日、庭に家族でお墓を建てました。

うちにきてくれてありがとうと伝え、天国に旅経ちました。

私にとってはかわいい「カエル」

高校生の頃、小学校の時から家族でかわいがっていたアマガエルが死んでしまいました。

我が家は全員カエルが大好きで、夏になるとよく田舎の方まで行ってトノサマガエルやアマガエルを探して遊んでいました。

私が小学五年生くらいの頃、その田舎からの帰り道のサービスエリアのトイレで、大きなアマガエルがうずくまっているのを見つけました。

トイレの隅で汚れた姿でじっとしていたカエルを見て、家族で連れて帰って飼うことに決めました。

カエルなんてどれも一緒……と思うかもしれませんが、カエルには個性があります。

そのカエルを連れ帰る以前にも二匹のカエルを飼っていましたが、彼らと比べそのカエルはふてぶてしく、大きくて、ぐうたらでした。

水槽の葉っぱの上で日がなぼーっとしている姿はどこか人間らしく、表情のある憎めないカエルでした。

犬や猫と違って家の中で遊ばせることはできませんが、ガラス越しに眺めては、たまに前足で顔を拭いたりする姿を見て喜んでいました。

そんなカエルが、高校生の頃死にました。

元々とても大きな子でしたし、寿命だったんだろうと思います。

あまり調子が悪くなる様子も見せず、なんとなく元気がないかなあと思っていると数日のうちに死んでしまいました。

もう少し早く気がついていれば、病院に連れて行けたかもしれません。

でも、カエルを診てもらえる病院は少なくて、長距離を移動させる負担を考えたら、家で最後までぐうたらできて、あの子らしかったのかもしれません。

死んだ後のことに関しても、今だったらもう少し何かできたのかもしれませんが、当時カエルが死んだところで犬や猫に比べできることは限られていました。

庭にお墓を作り、生前の写真で遺影を作って、水槽の横に飾りました。

周りの人に話しても、「カエルでそんな落ち込むの?」と微妙な反応をされたり、そもそもカエルを飼っていたことを知らなかった人には「カエルなんて飼ってたの?気持ち悪くないの?」なんてことも言われました。

高校の頃の友人たちにはカエルの話をあまりしていなかったので、両生類や爬虫類のたぐいを良く思わない人がかなりいるということを、その時初めて実感しました。

今、うちにはカエルが三匹います。

家に遊びにきた人には嫌がられることもありますし、「なんでそんなもの飼ってるの?」と聞かれることもあります。

でも、水槽の横にある遺影を見ると、「私にはわからないけど、かわいがってるんだね」と言ってくれる人もいます。

これからもあの子のことを忘れずに、もし自分に理解できないペットを飼っていて、その子を亡くしてしまった人がいても、「辛かったね」と気持ちに寄り添えたらいいなと思います。

イモリが死んでしまって、立てた誓い

10年ほど前、池袋で年に一度開かれる有名な爬虫類の即売会で出会いました。

ヒョウモントカゲモドキという種類のイモリです。

私は元々つぶらな瞳の爬虫類が大好きなのですが、飼うのは初めてのことでした。

大事に育てていたつもりだったのですが
六年目目を過ぎたあたりから、身体が痩せ細ってきました。

ヒョウモントカゲモドキという生き物は、尻尾に栄養を貯めておけるので、一ヶ月くらい何も食べなくても生きていられるのですが、その尻尾自体もみるみる細くなっていき・・・

病院に連れて行こうにも、まず爬虫類を診てくれる獣医さんが中々いらっしゃいません。

ネットで一生懸命調べて、一箇所だけネットでアドバイスをもらえる獣医さんのサイトを発見しました。

その方のアドバイスもを元に様々な方法を試していきましたが、一向に改善はみられず、食事もまったくしてくれない状況でした。

そんな時、爬虫類専用の離乳食がネットで売っているのを発見し、早速入手して与えてみたところ、飲み込んでくれたので、ついつい嬉しくなって、次から次へとその餌を与え続けた結果、数時間後に急死してしまいました。

その餌が原因だったのか、餌で息を詰まらせたのか原因はわかりません。

もしあの時に戻れるのなら、もう少し冷静にゆっくりと餌をあげておけばよかったと、とても後悔しています。

さらにいいますと、もっと気にかけてあげていれば
彼は死ななくて済んだかもしれない。

彼を殺したのは紛れもなく私一人の責任だと
今も思っております。

ですので、私は一生ペットを飼う資格はないと肝に銘じて、あれから一切生き物と触れあうことを止めました。

悲しいですけど、その方がペットにとっては幸せなことだと思っています。

体験談

Posted by 管理人