ぬいぐるみでペットロスを克服した体験談

2024年1月14日

pixabayより

35歳女 思い出話とぬいぐるみがペットロス解消のカギ

35歳の専業主婦です。

半年前に可愛がっていたジャンガリアンハムスターを亡くしました。

もともとハムスターが大好きで、小さい頃から一番大好きな動物でした。

今回、子供が「どうしてもペットを飼いたい」というので子供のために飼ったのですが、その可愛さにあっという間にメロメロになって私のほうが夢中になってしまいました。

しかし、悲しいことにハムスターの寿命はとても短く2年足らずで天国に旅立ってしまいました。

朝、様子をみると眠っているかのような顔をしていて、いつもならエサの催促をするため巣箱から出てくるのですがこの時は少しも動きませんでした。

飼った時からあっという間にお別れの時が来てしまうことは覚悟していましたが、それでもやっぱり可愛がっていたハムスターが死んでしまったショックは大きかったです。

子供と私でハムスターにお別れを言いました。

ハムスターがいなくなった小屋を掃除していると妙に悲しい気分になっていて、可愛かった顔や一生懸命回し車を回している姿、ほお袋にエサを詰めている姿が思い浮かんできて涙が出そうでした。

日課になっていたエサの時間になると寂しさは倍増です。

毎日寂しくてしかたなく、やる気もいまいち出なくなっていました。

でも、子供もいるしこのままではいけないと思い、自分なりにペットロスの解消に努力しました。

まずやったことは元気だった頃の写真を見ながら子供と思い出話です。

悲しさに目を背けずに思い出を話すことによって、いくらか気持ちが和らいでいく感じがしました。

下手に気持ちを封印してしまうと余計に悲しさが募るので、誰かと話すことはとても大切なことだと思います。

次に写真をもとにペットのぬいぐるみを作ってくれる作家さんにぬいぐるみ製作を頼みました。

出来上がったぬいぐるみはそっくりで、死んでしまってもいつでも一緒にいる気分にさせてくれました。

この2つの方法を実践したことでペットロスは徐々に解消していき、今でもハムスターを思い出すことはあっても不思議と悲しい気持ちにならず、懐かしい気持ちのほうが大きくなりました。

51歳 女性 動物のぬいぐるみがペットロスを解消してくれた

ペットと一緒にいる期間は10年前後になります。

中にはさらに長く一緒にいる場合もあります。

しかし、ペットは人間よりも寿命が短いので、必ず先にペットの方が天国へ行ってしまいます。

私もそのような経験を過去にした時、しばらくペットロスになりました。

いろいろな想い出がよみがえり、悲しくなることもありました。

そして、私の場合はもうこのような辛い経験をしたくないと思い、それ以来、ペットを飼うことは止めました。

しかし、長年、ペットが居た生活から、居ない生活に慣れていくことは難しいものです。

なので、時間がかかるかもしれませんが、ペットロスが治っていくには、やはり時間が解決してくれるものだと思っています。

そして、ペットの代わりになる何かを見つけたほうが良いと思います。

新たにペットを飼うのでも良いですが、私の場合はまた、同じ悲しみになるのは嫌だったので、ぬいぐるみをペットの代わりにしました。

それまではペットがいたおかげで、ぬいぐるみが欲しいとは思ったことがありませんでした。

しかし、ペットが居なくなって、始めてその存在に変わるものが必要だと感じました。

おそらく、ペットの代わりになるのは人間ではないのだと思います。

ぬいぐるみはペットのように餌をあげることはできませんが、いつもそばに居てくれます。

また、自分の悩みを聞いてくれますし、いつも傍に居てくれます。

さらに大事に扱えば、一生一緒に居てくれる存在です。

それでも、ぬいぐるみはペットに比べると物足りなさを感じることもあります。

ペットを飼っている人を羨ましく思うこともあります。

しかし、長い目でみたら、ペットロスから解放された後は、ぬいぐるみの方がいろいろな面に於いて、精神的に楽だと思うようになりました。

ペットは家族の一員ですし、ぬいぐるみも同じだと思います。

中にはリアルアニマルのぬいぐるみもあるので、その子がもしかしたらペットロスを助けてくれる存在になるかもしれません。

自分を救ってくれる存在は必ずしも、生きている動物でなくても良いと思いました。

38歳女 ぬいぐるみをそばにおいて、時間が経ってから動画を見返す

こんにちは。

5年前にフェレットを亡くした飼い主です。

フェレットは雌のパスバレー、模様はセーブルで名前はルナでした。

フェレットを飼ったことのある方ならご存知だと思いますが、フェレットは噛み癖の強い生き物です。

ペットショップで色々な子をお試し抱っこしている時に遊び気分で噛まれる事はよくありましたが、ルナははじめっから甘噛みや舐めたりするだけ、あとはくったり身を寄せて甘えてきました。

オモチャ相手には悪魔のような形相で全力カミカミしていたので、噛むことがキライというわけではなかったようですが、人間は噛まないと決めていたかのように誰かを噛むことはしない子でした。

音楽を流せば頭を振って踊り(特にインド音楽がお好みだったようです)、カバンに潜り込んではお財布を抜き取って走り出したり、私の手を咥えてタンスの下のMY宝物箱に運んでいこうとするような、陽気で可愛い子でした。

発症したのは7歳の時。

突然口元を掻きむしって苦しみ始めたので最初は誤飲を疑いました。

すぐに夜間動物病院に運び、その時はめぼしい原因も見当たらずに治まりました。

しかし、その後も度々発作を起こすようになり、かかりつけの動物病院でインスリノーマ(膵臓の腫瘍)と診断されました。

誤飲で苦しんでいるように見えたのは低血糖の発作だったのです。

発作が起きるとブドウ糖を与え、治まらなければ病院に走りました。

最初は処置さえしていればしばらくは大丈夫だったものが、次第に間隔は狭まり、最後の方では週に2度、3度と増えていきました。

最期の日は発症から半年後のことでし。

その日の発作は大きく、病院から帰った後もぐったりと横たわったままで時折「くぅ」と鳴いていました。

フェレットは余程のことがなければ鳴きませんので、苦しかったのだと思います。

もう少し、ブドウ糖を与えた方がいいのかもしれないと抱き起した瞬間に、目から光がすうっと消えていきました。

命はこうやって抜けていくのかと頭のどこかで妙に冷静に思ったのを覚えています。

看取った直後、もうすぐさま猛然とケージやルナのものを片付け始めました。

「悲しみで動けなくなる前に」「明日空っぽのケージをみたらもっと悲しくなってしまう」と思っての事でしたが、翌日、埋葬を済ませた後で帰宅した部屋に、ルナの痕跡が何も残っていないのは余計に寂しい事でした。

お別れが近い事はわかっていたので、やれることはなんでもやったつもりです。

そこに後悔はないのですが、遺品の片づけはもっと落ち着いて、ゆっくりすればよかったと思いました。

毎日毎日、いつもルナが走り回っていた床の低い位置や、丸まって宝物で遊んでいた部屋の隅に、視線がつい向かってしまいます。

でももう、そこには何もないし、当然ルナもいない。

いないことを再確認しては泣く、の繰り返しでした。

視線のやり場に困り果て、ふと見つけたイタチのぬいぐるみにルナの服を着せてみました。

生前にふと買ってみたものの、着せてみたら窮屈そうで、結局1回しか着なかった服です。

その服を着たぬいぐるみを、いつもルナが居た場所を転々と移動させ、寂しくなったらそこを見るようにしました。

お散歩に連れていくと尻尾をバフンバフンに膨らませて興奮していた事を思い出し、お散歩用のリードもつけて、出かける時にはカバンに入れてこっそり連れ歩いたりもしました。

闘病中、夜中に何度も目を覚まして様子を確かめた癖が抜けず、ルナの夢を見ては何度も起きて、ぬいぐるみのルナを見つけました。

夢に出てくるルナはいつも発作を起こして苦しんでいました。

ルナが無くなった直後は、元気だったころ、楽しく暮らしていた頃のことは思い出せず、写真を見返すこともできませんでした。

思い切って撮りためた動画を繋いで一本にまとめ、見返すことができたのは半年以上たってから、ルナの夢をあまり見なくなった頃です。

「最後は苦しい思いをさせてしまったけれど、こんなに楽しい時もあった」「一緒に暮らしていて幸せだった時間の方が圧倒的に多かった」時間が経ってから見返したことで、しみじみとそう思うことができました。

ペットロスを感じずに済む方法はありませんし、何をやっても振り切ることはできないと思います。

無理に克服しようとは思わず、日にち薬に任せて自然に癒されるのを待つより他に無いのではないでしょうか。

今は新しいペットと暮らしています。

それでも「新しい子がいるからもう悲しくない」ということはなく、時折思い出しては寂しくなったり懐かしく思ったりします。

その後引っ越しもしましたが、ぬいぐるみのルナはまだ部屋にいます。

今でもペットロスが抜けきらないほどに、私はルナが可愛くて大切だったんだなあ、と思うようにしています。

50歳女家族でこの子との愉快な思い出話で盛り上がる

私は50代の主婦で、夫・娘・息子の4人家族です。

以前は私の母も一緒に住んでいましたが、2008年5月に乳がんを患い亡くなりました。

母は気配りの出来る優しい性格であったため、子供たちは2人とも母になついていました。

その母が他界してしまい、高校生と小学校の高学年だった多感な子供たちは拠り所を失ったように気落ちし、なんだか家族がバラバラになったような空虚な気持ちで過ごしていた半年後、小学生だった息子が「犬を飼いたい」と言い始めました。

そういえば亡くなった母も私も犬は大好きで、いつかは飼いたいと思っておりました。

母を亡くした寂しさも癒えなかったので、思い切って生後2か月のオスのチワワを家族として迎えました。

私の中では「家族がまた増えた!」という幸せな思いでこの子を迎えたのを覚えています。

それからというものは子供たちも夫も、帰宅するとまずこの子の顔をみては笑顔にさせてもらい、この子のおかげでまた家族が一つになりました。

本当に本当に・・・我が家の宝物でした。

色々つらいことがあっても、この子を抱っこしながら泣いてるとつぶらな瞳でじっと私の顔を見て傍で黙って寄り添っていてくれました。

ただ、いまだに後悔しているのが、あまりに可愛がりすぎてついつい人間の食べ物を食べさせてしまったこと・・・ドッグフードを段々食べなくなり、獣医さんとも相談しながらなるべく低カロリーのものを選んではいましたが、やはり体が大きくなっていきました。

さらに呼吸器の病気を発症してしまい、8歳の誕生日を迎える直前に天国へ召されていきました。

人間と同じように家族の見守る中、小さな棺にはこの子が大好きだったおやつや、ぬいぐるみ、家族からの手紙を詰めてお葬式をしました。

今、ペットは家族のように考えておられる方が多いようで、こういったペット専用の火葬・お位牌作成をしていただけるところがあります。

もうすぐ3年経ちますがまだこの子のお骨は骨壺に入って我が家の御仏壇に安置されています。

お位牌はこの子の写真が印刷されたクリスタル製のもので「ありがとう、ずっと一緒だよ」の文字が印字されています。

幸いにして我が家の菩提寺ではペットの供養塔も建てているので家族の・・・いえ、私の気持ちが整理できたら、あるいは私が年老いてあの世に逝くときに一緒に埋葬すればいいという気持ちでいます。

今、骨壺は可愛らしいスカーフで包まれていて、毎朝「おはよう」、出かける時は「行ってくるね」帰宅したら「ただいまー」を普通に語りかけています。

勿論携帯の待ち受け画面はこの子の”笑顔”の写真。

天国に召された1年間(普通より長いかもしれません)、近所で犬の姿を見るのも、テレビで犬の番組を見るのも、チラシの写真ですら嫌でした。

「この子はいないのに何で・・・」と言葉では表現できない思い・・・せめて姿が見たい!という意味不明な思いからネットを検索してたら、何とこの子にそっくりな人形を見つけました。

アメリカからの輸入ですが目を閉じて眠っている姿のもので電池を入れると呼吸をはじめ、おなかが呼吸音とともに収縮するという何ともリアルな人形です。

3000円ほどしましたが、この時の私は藁をもつかむ思いでこの人形を即購入しました。

今でも私の作業机から一番よく見える位置に汚れないようにビニールでカバーして安置してあります。

邪魔にならない限り出来るだけこの子の居た形跡を残して、それを見ながら家族とこの子についてのなるべく面白い思い出話で盛り上がる、そうやって少しずつ傷が癒えていったように思います。

今では近所を散歩しているワンちゃんに自分から近寄って声を掛けるほどになりました。

今は魂となったこの子も、私がいつまでも悲しんでいる姿をみたくないでしょうから。

この子はいつまでも私たち家族のそばにいるのですから。

体験談

Posted by 管理人