新しい子でペットロスを克服した体験談
24歳女 新しくペットを飼う
私は小学生の頃から飼っていたヨークシャーテリアが3匹いました。性格は甘えん坊だったりやんちゃだったりクールだったりでそれぞれ違う可愛さがありました。年齢もみんな14歳以上で目も見えにくくなっていたのか、壁に頭をコツンとぶつかることも多かったです。エサの時はとても喜んで元気に食べていましたが、それ以外のはほとんど寝たきりになっていました。最初の一匹が突然の痙攣を起こし、病院に連れて行くと膵臓の数値が悪く1週間入院をしました。入院のおかげで調子も良くなりあと2日で退院となった時に体調が急変し、駆けつけた時には既に息を引き取っていました。ペットを失うのは私にとって初めての事だったのでショックがとても大きかったです。最初の一匹が亡くなって、半年後に残りの2匹も後を追うように亡くなりました。寂しくて一緒に逝くんだと聞いたことがあったので、一気に家族が減るかもしれないと覚悟はしていましたが構えていてもいざ3匹すべてがいなくなってしまうと中々立ち直れませんでした。最後の1匹は自宅で、母の腕の中で息を引き取りましたが、2匹は病院で亡くなってしまったため看取ることができなかったのが悔しい気持ちと寂しい思いをさせてしまって申し訳ない気持ちがありました。家で生活をしていると、キッチンに立っているといつもおこぼれを狙っている1匹に気をつけて食材を切ったり、犬達を踏まないように下を見ながら歩いたりすることが癖になっていて、もういないんだったとふと我に返ったときに思い出しては泣いていました。家族と話し合い、こんな悲しい思いはもうしたくないからペットは飼わないと決めました。しかし、あるご縁で同じヨークシャーテリアの子犬をまた飼うことになりました。最後の1匹が亡くなって1ヶ月経ったぐらいの時でした。はじめはこんなすぐに飼っていいんだろうか、周りから変に思われないだろうか、と後ろ向きでしたが、初めてその子犬を見た時にビビっとくるものがあり、その直感を信じて飼うことにしました。初めてのオスでとてもやんちゃで賢くて家族みんなが癒されました。その子が来てくれたおかげで毎日が楽しく、幸せな気持ちでいれるようになりました。この子を一生幸せにしてあげたいと思い、また生きがいとなったので、新しくペットを迎え入れるということで私はペットロスから立ち直ることができました。
18歳からの13年間セキセイインコと過ごしました
今現在35歳、男性、会社員の話です。18歳高校3年まで両親と、過ごしていました。小学校時代にセキセイインコを飼っていたのですが、小学校のクラス全体で育てるという事になり、自分のクラスで当番制で世話をしていたのですが、いつの頃からか忘れてしまったのですが、自分のクラスに預けわずか数カ月でセキセイインコがなくなってしまい、二度と学校と一緒にはペットは飼わないと強く心に決めていました。18歳になり、高校を卒業し2年間だけ、両親が用意してくれた分譲マンションに1人暮らしをする事になり、ある日何と無くふらっとペットショップに入ると、時代は鳥インフルエンザの猛威をふるっていた時だったので、セキセイインコが二羽で税込で3980円で販売していました。正直その瞬間は、今でも覚えていますが、ほぼ直感で飼いました。万が一、病気になってしまった際の病院の確認、治療費の相場確認、ペット保険、毎月のご飯代、ペットが居る以上、旅行に行く事も今後は簡単にはできなくなるなど、今、この年齢ならば考えて、その上で飼うかどうかを決めるのですが、この時ばかりは、本当にスピード勝負で飼いました。セキセイインコは、私が当時読んだ本ですと、平均寿命が7年から20年位と書いてあり、事実私の飼ったセキセイインコ達も最大で13年間生きてくれました。最後の方は、飛ぼうと羽を羽ばたかせても落ちてしまうので、それで衝撃で怪我をしないようにずっと見ていました。最後に飛べない中飛ぼうとしてくれていた姿は、今でも目に焼き付けられてはなれません。亡くなったあとは、自身の家族の墓の近くに埋葬しました。今でも自宅にセキセイインコのゲージはあるので、ペットロスは簡単には消えませんでした。毎年家族の墓参りに行く度に思い出すので、私がペットロスを解消できたのは、今、新しくイングリッシュモルモットを飼っています。毎日の世話に追われ幸せなのですが、そのおかげでなんとか、ペットロスを解消できているのだと思います。それ以外の解消方法は、私は時間が、解決してくれると個人的には、思います。こればかりは中々難しい問題です。